オンライン薬剤師のひとりごと PR

【知っておきたい】薬剤師がオンラインで働くことのデメリット

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オンラインお薬相談などの「薬剤師のオンラインでのお仕事」について思うことがあり、私が今感じていることや思っていることを綴ってみました。
今回の記事はあまり前向きな内容ではないです。
でも、オンラインで働くことのメリットだけではなく、デメリットも知っておきたい人も多いですよね笑

この記事は特に、「オンラインでこれから働いていきたいんだっ!!」と意気込んでいる薬剤師さんに見てもらえたらうれしいです。

薬剤師がオンラインで働くことの影の部分

私のTwitterアカウントは、多くの薬剤師の方とつながっています。
なので、毎日いろいろな薬剤師の方たちのツイートを読んでいます。

で、最近よく思うのは「やっぱ現場に出ている人こそ薬剤師よね・・・」ということ。
やっぱり専門職たるもの、現場でスキルを磨いてナンボ。
というのを痛感しています。

なんでこんなことを書いたかっていうと、オンラインでの薬剤師の仕事は、あくまで副業として考えた方がいいなって思うようになったから。

オンラインを本業にして現場からすっかり離れてしまうと、薬剤師としての「勘」みたいなものが鈍るようになります。
そうすると、現場に戻るには怖くなってしまう。どうしても。
いずれ病院や薬局などの医療の第一線でまた働きたいと思っている人は、ブランクを長くするべきではありません。

もうリアルの服薬指導はできないかも、と思う

実際、私も現場を離れて早3年くらい。
ありがたいことにオンラインでも薬剤師として働いてはいるのだけど、やはりそこはオンライン。
調剤や処方箋、調剤報酬のあれこれに関することは、どうしても感覚としてどんどん薄くなっていっています。

そしてこういう類のスキルは、薬剤師なら知っていて当然のスキル。
いわゆる暗黙知ですね。
これが失われていくことで、確実に薬剤師としての自信を削っていくんです。

3年経つと、薬剤師として自信を持って服薬指導はできません・・・。
少なくとも私は(/ _ ; )
オンラインならマニュアルや定型パターンが用意されているのでどうにかなるのだけど、リアルの服薬指導はもう怖い。

いざ現場に復帰!!となれば、どうにか頑張れるかもしれないけど、これが5年、10年と長くなっていったら・・・?

だから、これから「オンラインで働きたい!」っていう薬剤師の方に言いたい。

有希野ユキ
有希野ユキ
「薬剤師として一生働きたいなら、オンラインは副業にしておこうねー!!」

オンラインでしか働けない私のこれから

で、私自身に視点を戻すと。
私はどうやってもこれから「日本の薬剤師」として現場で働くことは叶いません。
海外在住ですしね。

だからあくまで私の仕事場は、オンライン。
オンラインでしっかり収入を作っていきたい。

これを満たす範囲で見つかる仕事は、
もしかしたら「薬剤師」という経験とリンクするかもしれない。
・・・しないかもしれない。

ま、どっちでもいいよね( ̄▽ ̄)

そんなスタンスで、自分のライフワークを探していきたいなと思っています。
だって、私のライフワークが薬剤師でないといけない理由はどこにもないんだから。