ライフスタイルの変化は誰でも起こり得るもの。
特に女性は、人生のどこかで働き方を変えなくてはいけない場面に遭遇しやすいですよね。
もし「在宅ワーク」で自分のキャリアを作れたら。
そう考えるあなたのような薬剤師は年々増えてきています。
そういう私も、国際結婚をきっかけに「在宅で働ける方法」を真剣に考え始めた薬剤師のうちのひとりです。
今回は、将来在宅で仕事をしたい薬剤師が「病院や薬局で働いているうちにやっておきたいこと」として2つのことを取り上げてみました。
Contents
そもそも、薬剤師でも在宅ワークできるの?
薬剤師というと、在宅でできる仕事とは無縁に思われがちですが、薬剤師の人がもっているスキルをひとつひとつ細かく見ていくと、意外と在宅ワークとつながってくるものです。
たとえば、「患者さんに病気や薬のことをわかりやすく説明するスキル」。
これは、在宅ワークでいうと「Webライティング」の仕事につながります。
在宅ワークとして募集されている仕事の中には、医療分野の知識を、一般の方向けにわかりやすく紹介するような記事の依頼もあるんです。
薬剤師として当たり前の知識・スキルをベースにして、これから紹介するスキルを身につければ、在宅ワークで仕事をすることも十分実現可能です。
薬剤師が在宅ワークをするために必要なことは2つ
薬剤師が在宅ワークをするために、組織にいるときにやっておくべきことは2つあります。
ひとつは「在宅ワークに役立つスキルを身につけること」、そしてもうひとつは「仕事を得る方法を準備しておくこと」です。
在宅ワークに役立つスキルを身につけること
在宅ワークに役立つスキルとは、次の3つ。
- オンラインスキル(PCなどを使ったオンラインツールを使えること)
- 人事や採用などの総務や事務の経験
- Webライティングスキル
「スキル」としてまず欠かせないのは、
PCやインターネットなどを使ったオンラインツールが使えること。
理由は、在宅で仕事をするとなると、仕事に関わるすべてのことをオンラインで行うことになるから。
苦手意識だけは持たないようにね。
続いて、仕事が見つけやすくなるという観点からいくと
「社内での人事や採用などの総務や、事務の経験」
「Webライティングスキル」
があるとなおベター。
現在病院や薬局で働いている場合は、特に「総務や事務の経験」のような、組織にいるからこそ得られるスキルを積極的に学んでいくことをオススメします!
なぜなら「キャリアコンサルタント」や「採用のサポート」のような仕事が、在宅OKな仕事としてよく募集されているから。
人事や採用の経験や、事務のような経験が求められることが多いんです。
会社を離れる前に、ぜひ経験しておこう!
あとは「Webライティング」も、副業として早めにチャレンジしておくと良きです。
「オンラインで仕事をしてお金をもらう」という経験をすると、「オンラインスキル」も自然に身につきますから。
Webライターの募集は比較的多くあるので、「ランサーズ」や「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトで探してチャレンジしてみましょう。
仕事を得る方法を準備しておくこと
次に、仕事を得る方法として下記の2つをやっておきましょう。
- ブログの開設
- Twitterのアカウント開設
在宅で仕事をする場合、まずはその仕事そのものを見つける必要があります。
いわゆるリモートワークという雇用型の在宅ワークもありますが、リモートワークは薬剤師にとってはまだまだレア。
基本的に「在宅ワークは、案件ごとに自分で見つけるもの!」と思っておいて間違いありません。
でも安心してください。
今の時代、仕事を見つける方法はどんどん増えていますから。しかもインターネット上で。
そのための手段としてオススメなのが「ブログ」と「Twitter」なのです。
ブログは、あなたの「ポートフォリオ」になります。
ポートフォリオとは、あなたができることを見える化したもの。
あなたに何を頼めるのか、クライアントに具体的にイメージしやすくさせるためのものです。
Twitterは、あなたのキャラクターを知ってもらうツールとともに、情報収集にも役立ちます。
普段の何気ないつぶやきや、フォロワーとのやりとりを見れば、あなたがどんな人間なのか自然と伝わるもの。
また、Twitterをしているとたまに、リモートや在宅ワークの募集ツイートを見かけることがあります。
仕事を見つけるツールとしても役立ちますよ。
ブログもTwitterも、あなたがこれから在宅ワークをの仕事を得るうえで重要なツールとなるものです。
どちらも、ある程度成果が得られるまでには時間が必要になるので、早めに作っておくのがオススメです。
早く準備したもん勝ち!明日から「フリー思考」の薬剤師に
今回紹介した「職場にいるうちにやっておくべきこと」を重要度別に並べてみます。
- オンラインツールに慣れておく
- 人事や総務などの経験を積んでおく
- ブログ開設、Twitterアカウント開設
- Webライティングなどの副業チャレンジ